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ファルク天球儀(ふぁるく てんきゅうぎ) ファルク地球儀(ふぁるく ちきゅうぎ)


武雄鍋島家資料  武雄市 蔵
   18世紀中ごろ  ヘラルト&レオナルド・ファルク父子作成  

 アムステルダムのファルク工房で製作されました。球面にはファルク父子の名前が記されています。また、地球儀には1745年製、天球儀には1750年製と記名されています。江戸時代、ファルク工房で製作された地球儀は18世紀中ごろから国内地球儀のお手本とされましたが、残っているのはわずかです。
 本儀は、ファルク工房製作の、地球儀・天球儀が一対として残る例として、とても貴重なものです。

※佐賀県立博物館・美術館「佐賀藩の天文資料」展示会の説明文より引用